五雑組(7)

中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。
天・地・人・物・事の5部からなり、古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。
第7巻には、事部上巻が収められ、士大夫たちの言行にするどい批評が加えられる。
一休とは何者か? 一休が生きた中世とは、15世紀とはいかなる時代だったのか? 「風狂」と評され、破天荒な人生を送った一休の全体像を、歴史学の立場から明らかにする。
第1巻は、応永元年(1394)の誕生から享徳2年(1453)、60歳まで。
弟子を定めず絶法を決意する一休。
『狂雲集』に歌われる森女との交情は真実だったのか?「破戒」は一休をさいなみ、その苛酷な日々が一休をあらゆる偽善から解放する。
第2巻は、享徳3年(1454)61歳から文明13年(1481)88歳の死まで。
原文、総索引を収める。
犬公方綱吉が天下を支配した元禄期は、はたして太平謳歌の世だったのか。
「生類憐みの令」の実態から、『忠臣蔵』で知られる浅野長矩の殿中刃傷事件まで、第一級の同時代史料。
“天才”李白、“人才”白居易とともに、“鬼才”の名をほしいままにした唐代の詩人、李賀の完璧な訳注。
象徴派詩人にもなぞらえられる彼の詩は、超現実の世界を歌い、現代人をひきつける。
第36回〈日本翻訳文化賞〉受賞。
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