蒼き宇宙より君へ(2)

謎に包まれたラリイの過去が明らかになる。
彼の生まれた「草原の星」は美しい星だった。
しかし、人間が住むには過酷な環境だった。
星の土壌や水に含まれる特定の物質が人体に悪影響をもたらし、星で生まれた子供たちの短命化が予測された。
ラリイの父、スターリング博士は、この謎の風土病を克服しようと懸命に取り組んだが…。
バリエガータの国から幼なじみを追って都会にやって来た完全中性体のフィカスは、女ばかりの麻薬密売組織のボス、マダム・ハーレーに騙されて働かされていたが、彼女から逃げ出してラリイと出会い庇護を受ける。
マダム・ハーレーは5年前にラリイとダンに自分の組織をつぶされた過去があり、二人に敵愾心を燃やしていた…。
ラリイとダンの出会い。
それはマダム・ハーレーの麻薬シンジケートの事件がきっかけだった。
賞金稼ぎが大嫌いなダンはラリイに激しく反発する。
マダム・ハーレーのパイロットを引き受けたラリイは、彼女が仕込んだ禁制の媚薬入りのドリンクを口にする。
一方、ダンは捕われの身となり閉じ込められてしまうが…。
密輸品を横取りする盗賊集団ヴォランが出没した。
一味を率いるのはミズオ。
スミレ色の瞳を持ち、淡く青紫色の混じる明るい髪をした容姿に、ラリイは自分と同じ「草原の星」2世を疑う。
しかしミズオは作られた「作品」だった。
ミズオの手術を行ったオーカー博士は生体脳と機械の結合に情熱を傾ける、人工臓器医学の第一人者だった。
人工の肉体に人工の自我。
自己存在について苦悩の末、暴走したミズオを止めるラリイ。
そしてミズオの行方は・・・? ミズオの事件の後、ラリイは辺境惑星・コーンで女賞金稼ぎリンクスと出会う。
その星の支配者は銀河連邦打倒に暗躍する謎の女、ミラ・タリクアイダだった…。
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