アリンコの歌(3)
黒沢炭鉱の町に、桜が咲きよもぎが芽吹く春が訪れた。
同時に、さまざまな労働現場を渡り歩く季節坑夫と呼ばれる子どもたちもやって来た。
彼らと黒沢分校の生徒はイマイチそりが合わず顔を合わせばケンカばかり…。
そんな中、東京の両親と離ればなれでいるせいで体調を崩した美代を元気付けるため、敵対していたはずの子どもたちは一丸となって東京へ向かう! はたしてこの大冒険の結末は……?社会の底辺に身を落としながらも、大人たちの俗悪さと戦いながら、したたかに生き抜く少年・立太の生きざまを描いた感動作!! 村のダム建設の犠牲となり、両親を失った幼い立太に残されたのは、大金と子犬のチョビだけだった。
ひとりになっても立太は牧場の牛たちと暮らせればそれで良かった。
しかし、村の連中は金をめぐって醜い争いを始める。
立太はチョビとともに村を出ようと決心するが……!?少年に成長した立太は、記憶を失ったうえ、盗みを働き、人を傷つけることもいとわない凶暴な人間になっていた。
札束を毛嫌いし、大人たちが恐れおののく様を見るとたまらなく嬉しくなる理由が自分でもよく分からない。
訳の分からない苛立ちだけがつのり、立太は悪事を重ねてゆく。
しかし、偶然に幼なじみの梅子と再会したことから、記憶を取り戻した立太は……!? 悲劇の少年の壮絶なクライマックス!!ボクシングに情熱を抱き、沖縄からやってきたわんぱく少年、古賀大志。
勇んで来てはみたものの、ボクシング部は休部中。
そこで大志は、女子部員にコートを占領されている男子テニス部を巻き込んでボクシング部再建を計画する! 日々肩身の狭い思いをしている部員たちを言いくるめるのは簡単だと思いきや……? スポーツ漫画界の大御所が描く、熱血テニス漫画!!ボクシング部再建を賭けて、マコトとテニスの試合をすることになった大志。
初心者の大志はルールも無視した豪快なプレーを連発。
お互い傷だらけになって、終わってみれば大志の完敗。
しかも左利きのマコトが右手で勝負したと聞き、愕然とする。
自信喪失した大志だが、雪辱を果たすため、秘密の特訓を開始した!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013567